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献血の際の検査で55人HIV確認
11月30日 4時53分

献血の際の検査で55人HIV確認
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ことし1月から9月に献血の際の検査でエイズウイルスへの感染が確認された人は55人に上ることが分かり、厚生労働省は、検査目的で献血したケースが少なくないとみて、エイズ検査を希望する場合は、保健所などで無料で匿名の検査を受けるよう呼びかけています。

厚生労働省によりますと、ことし1月から9月に全国の保健所や医療機関などでエイズウイルスへの感染が確認された人は782人でした。
このうち献血の際の検査で感染が確認された人は55人で、去年の同じ時期とほぼ同じ水準となっています。
献血した人のうち感染が確認された割合は10万人当たり1.4人で、去年、国内で感染が確認された割合の1.8倍に上っていることから、厚生労働省は、感染に心当たりのある人が検査目的で献血したケースが少なくないとみています。
献血を巡っては、検査目的で献血したとみられるエイズウイルスに感染した男性の血液が検査をすり抜けて2人に輸血され、このうち1人が感染したことが今月、明らかになっていて、厚生労働省は、エイズ検査を希望する場合は、保健所などが実施している無料で匿名の検査を受けるよう呼びかけています。

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