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「新しい島」活発な活動続く11月30日 20時6分
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小笠原諸島の西之島付近に新たにできた島は、30日も噴石を飛ばす噴火を繰り返し島のところどころで白い噴気が上がっている様子が確認されました。
海上保安庁は、活発な火山活動で島全体が高温になっていると分析しています。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島の南東の海上では、今月20日、およそ40年ぶりに噴火が確認され、新たに島ができているのが見つかりました。
海上保安庁は、30日、4日ぶりに航空機で観測を行い、NHKが同行して新しい島の火山活動の様子を上空500メートル付近から撮影しました。
新しい島では、立ち上る白い噴煙とは別に島のところどころで白い噴気が上がっている様子や、2つの火口が赤く光り黒っぽい煙と共に噴石を飛ばす噴火を数分おきに繰り返している様子が確認できました。
海上保安庁はマグマの供給が続いて火山活動が活発になり、島全体が高温になっていると分析しています。
また島の形は、発見当初の10日前は北西から南東に長いだ円形をしていましたが、4日前の26日には溶岩が流れて北東に広がりハート形になりました。
30日は丸くなっていて、発見当初に比べて大きくなっているとみられることが分かりました。
観測を行った第三管区海上保安本部海洋調査課の木下裕巳課長は「火口に赤いマグマが見え、活発な噴火活動が続いている。今後の推移を注意して見守っていきたい」と話しています。
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