ゴシップ
2013.11.30

AKB小嶋陽菜の接待現場に遭遇。未知の世界・愛人の掟とは?

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 話を戻しましょう。井川氏が頻繁に会っていたと実際に吹聴し、この懺悔録にも長々とエピソードを書かれている人物がほしのあきだった。

 月に1~2回会っていたと明かし、電話をかけるとたとえ忙しかろうと20分でも30分でも顔を見せに来た、などと特別な関係を記している。

 例の事件が発覚してからというもの、仲が良かった芸能人と井川氏は一切の連絡がつかなくなったという。結局はお金を気前よく振りまいて酒を飲んでいるときだけの関係だったことに気付き、実名での執筆に至ったのだろうと一部の関係者が漏らしている。一部の芸能人は匿名のため、多方面からいろいろな憶測があるが……ま、このあたりはもう既にいろいろな人が記事にしているのでそれを読んだらいいと思うわ。

 私が書きたい本題はここから。

 事件後、元グラビアアイドルの友人が私に告白した。

「5年ほど前、井川さんと西麻布のバーで知り合って、私のシャンパンの飲みっぷりにタクシー代といって10万円を渡されたことがあるの。後日食事に行くと、要らなくなったから、とハリーウィストンの時計を貰った。その後、愛人として付き合わないかと持ちかけられたんだ。タイミング悪く他の男(某大手会社社長)との愛人契約をした後だったからお断りしちゃったんだけどね」

 そのときは半信半疑だったが、本が出版されてから、井川氏が芸能人に「シャンパンを一気飲みしたら5万円あげる」と豪語していたことや「タクシー代」に10万円ポンと渡していたことが関係者からの話で明らかになっており、あの話は事実だったのかもしれない、と私の中で点と点が線になった。

 この話に対する異論や、名前を明かされた芸能人からの抗議はまだ出ていないようである。

愛人の是非を問うつもりはないわ

 愛人契約という言葉がある。

 日本では眉をひそめられるものであるが、世界的にも浸透している文化だ。社会的地位、金を持っている男が妻以外の女を見初める。恋をする。女を囲う。真剣にその男を愛する女がいる。金や贅沢、その他の目的で身体を捧げる女もいる。「二号さん」などと呼ばれる女の家庭に育つ子供が実際にたくさんいる。先述したAKB48の小嶋陽菜の接待現場(?)も「愛人」のイメージに結びつくものがある。

 私も既婚者から、「結婚しているからといって恋をしてはいけないのか」と口説かれたことがある。「月にいくらあれば君は仕事を辞められるのか」と持ちかけられたこともある。友人にたくさんの「愛人契約をした女」がいる。夜の仕事をしていなくとも、出会いがなくとも、愛人斡旋会社を利用してでも「愛人になりたい女」がいる。

 そう、華やかな世界だけでなく一般人にでも、身近なところにでもそんな話はごろごろ転がっているのだ。

 今回のシリーズではこの「愛人」についての記事を書いていこうと思う。
 その生活で幸せか、善か悪か、奥さんや子供の気持ちを考えたことがあるか、家庭をもし崩壊させたらどうするのか……。

 そんな偽善の部分は論点ではない。人それぞれ、当事者が良ければそれでいいじゃなーい。私の主観を踏まえた上で来週からの記事を読んでいただきたいと思うわ。

 愛人である女の様々な思惑、
 愛人生活の実態、
 愛人生活を送らせる男へのインタビュー、
 愛人斡旋業への潜入調査…

 なんて下世話なテーマなのかしら! ウフフフフ。

 私の周りにはこんな下世話なネタがたくさん転がってるとはいえ、なかなか聞けない環境にいる女も多いんじゃないかしら??
 興味津々丸な読者のみなさん、次週からの連載に乞うご期待。

asumodeusu

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