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防衛省 防空識別圏で中国機に動き見られず11月30日 4時53分
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中国が、みずからが設定した防空識別圏に入った自衛隊機に戦闘機をスクランブル=緊急発進させたと発表したことについて、防衛省は、これまでのところ、中国の戦闘機が接近してくるような動きは見られないとしていて、今後も、中国側の動きを注視していくことにしています。
中国が、今月23日、東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定したのに対し、防衛省は、海上自衛隊のP3C哨戒機を、この空域で連日、飛行させるなど、警戒・監視活動を続けています。
こうしたなか、中国は、みずからが設定した防空識別圏に29日午前、自衛隊のF15戦闘機など合わせて10機とアメリカ軍機2機が事前の通告なしに入ったとして、軍の戦闘機がスクランブル=緊急発進をしたと29日夜、発表しました。
ただ、防衛省によりますと、これまでのところ、この空域を飛行する自衛隊機に中国の戦闘機が接近してくるような特異な動きは見られないとしています。
防衛省は、この空域での警戒・監視活動を続け、中国の監視能力などを分析するとともに、今後も中国側の動きを注視していくことにしています。
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