特定秘密保護法案:「反対を」 市民団体が署名運動−−北区 /岡山
毎日新聞 2013年11月29日 地方版
特定秘密保護法案に反対する署名運動が28日、北区駅前町の桃太郎大通りであった。法案が衆院を通過したことを受け、市民団体「とめよう戦争への道!百万人署名運動岡山県連絡会」のメンバー5人が、「暴挙!強行採決」などと書かれたちらしを配りながら呼びかけると、通行人が次々と足を止めていた。
代表の野田隆三郎さん(76)がマイクを握り、「成立すれば、政府が都合が悪いと感じた情報を、すべて隠せるようになる」と訴えた。野田さんは「原発に関する情報も秘密に指定される可能性がある。反対運動もやりにくくなる」と指摘し、「政府が採決を急ぐのは、反対の世論が高まるのを避けるためだ」と批判した。【五十嵐朋子】