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消費増税に向け「一円」「五円」硬貨の製造再開11月28日 17時30分
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財務省は来年4月の消費税率の引き上げで「一円硬貨」の利用の拡大が見込まれるとして、停止していた流通向けの硬貨の製造を5年ぶりに再開する方針を固めました。
「五円硬貨」についても6年ぶりに製造を再開する方針です。
財務省は電子マネーの普及などで「1円硬貨」と「5円硬貨」の需要が低下したことから、市中に流通させる新たな硬貨の製造を停止していました。
しかし、来年度は消費税率の引き上げで釣り銭などとして利用の拡大が見込まれるため、「1円」は平成21年度以来、5年ぶりに、「5円」は平成20年度以来、6年ぶりに、それぞれ流通向けの製造を再開する方針を固めました。
貨幣の製造は財務省が需要を見極めて毎年度、製造計画を作っており、今年度は「500円」が2億1000万枚、「100円」が5億9500万枚、「10円」が1億2000万枚となっていますが、「1円」と「5円」の製造については、収集家などに販売する貨幣セット向けにそれぞれ100万枚にとどめていました。
財務省は来年度は市中に十分な量を流通させる必要があるとして、「1円」「5円」ともに数億枚を製造する方向で検討していて、必要な費用を来年度予算案に計上することにしています。
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