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森大臣 特定秘密の統一基準必要11月29日 19時22分
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特定秘密保護法案を担当する森少子化担当大臣は参議院の特別委員会で、現在、各省庁が保有している「特別管理秘密」はバラバラの基準で管理されているとしたうえで、特定秘密を保全するため、政府内で、法律に基づいた統一した基準を定める必要があるという考えを強調しました。
この中で、森少子化担当大臣は、現在、各省庁が保有している「特別管理秘密」を管理するための基準について、「各省に基準を委任しているため、一部の情報セキュリティーの部分しか統一基準はない。『特別管理秘密』を指定する管理規定や管理する責任者のランク、適格性審査をする人も違う」と述べました。
そのうえで、森大臣は「これをしっかり統一して、法律できちんと規定していくことが必要だ」と述べ、特定秘密を保全するため、政府内で、法律に基づいた統一した基準を定める必要があるという考えを強調しました。
また、森大臣は、法案で規定されている「報道の業務に従事する者」の定義について、「客観的事実を、事実として不特定多数の人に知らせることを、社会生活上の地位に基づいて行っている者を指す」と述べました。
そして、森大臣は、「特定秘密」の指定や解除する際の統一基準に、『報道の業務に従事する者』の定義や、特定秘密を巡る違法行為を通報した人を守るための措置なども、盛り込むことを検討したいという考えを示しました。
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