ホームランの田淵を迎えたチアガール(1978年8月27日)【拡大】
さらに今季話題となった選手の決めポーズ「Gratiii(グラティ)」も継続か、消滅かで揺れている。仮に名物のポーズがなくなったとしても、新たな存在が聖地を盛り上げる。
すでに球団内では話がまとまり、あとは本社の承認を待つのみ。12月中に提案して坂井オーナーが承認すれば、36年ぶりに“虎ガール”が復活する。
チアガール(cheergirl)
チアリーダー(cheerleader)からできた和製英語という説もあり、あくまで俗称。cheerには「励まし」、「元気づける」という意味がある。日本の球界でも公式に「チアガール」という表現をせず「チアリーディングチーム」、「マスコットガール」、「ダンスチーム」としている。
1978年の阪神
後藤次男新監督を迎えたシーズン。開幕から助っ人外国人のラインバック、ブリーデンをけがで欠くと、5月18日の中日戦(福井)から同27日の巨人戦(甲子園)で9連敗を喫するなど不振にあえいた。結果的には球団史上初の最下位。(130試合41勝80敗9分け、勝率・339)。優勝したヤクルトとは30・5ゲーム差離されていた。後藤監督は責任を取りわずか1シーズンで辞任した。
(紙面から)