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武田薬品 初めて外国人の社長就任へ11月30日 4時53分
製薬最大手の武田薬品工業は、国際事業を強化するためにイギリスの大手製薬会社から初めての外国人の社長を招くと発表しました。
武田薬品工業は現在、経済同友会の代表幹事を務める長谷川閑史氏が社長を務めていますが、このほど初めて外国人の社長を招くことになりました。
社長に就任するのはイギリスの大手製薬会社「グラクソ・スミスクライン」の子会社で社長を務めるクリストフ・ウェバー氏、47才です。
ウェバー氏は、アジアをはじめヨーロッパやアメリカで製薬会社の経営に携わった経験があり、来年6月の取締役会で正式に社長に就任する予定です。
一方、長谷川社長は、ウェバー氏が社長に就任するのに伴って会長となり、引き続き経営のかじ取りを担うことになります。
武田薬品は、国内市場の成長が鈍化するなか、スイスの製薬会社を買収するなどして世界70か国以上に販売網を広げており、ウェバー氏を社長に招くことで国際事業の一段の強化を図るとしています。
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