武田薬品:社長にウェバー氏…英グラクソ出身、初の外国人
毎日新聞 2013年11月30日 01時04分(最終更新 11月30日 01時08分)
武田薬品工業は30日未明、次期社長として英国の製薬会社グラクソ・スミスクライン社のクリストフ・ウェバー氏(47)を迎える人事を発表した。ウェバー氏はフランス人で武田薬品として初の外国人社長となる。最高執行責任者(COO)として招き、来年6月に開催予定の株主総会での承認を経て社長兼COOとなる。
現社長の長谷川閑史(やすちか)氏は会長兼CEOに就任予定。長谷川社長は2003年6月に就任。武田薬品は米国やスイスの製薬会社を相次いで買収するなど国際展開に力を注いでおり、現在、執行役員にあたるコーポレート・オフィサー11人中、7人が外国人。6人いる社内取締役のうち2人が外国人。