食中毒:48人に症状、4人入院 愛知のびっくりドンキー
毎日新聞 2013年10月31日 11時45分(最終更新 10月31日 13時57分)
愛知県豊橋市は31日、同市潮崎町のハンバーグレストラン「びっくりドンキー豊橋藤沢店」で食事をした2〜46歳の48人が発熱や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、4人が入院していると発表した。患者8人と調理従事者5人からノロウイルスが検出されており、市は食中毒と断定し、同店を31日から、営業禁止処分にした。
市によると、患者は同店で27、28日、一皿にご飯とハンバーグを載せたバーグディッシュやフライドポテトなどを食べたという。29日に医療機関から報告を受けた。入院患者4人は全員、快方に向かっている。
営業禁止の処分は対策が確認されるまでの間続く。「びっくりドンキー」をチェーン展開するアレフ(札幌市)の広報担当者は「事態を重く受け止めている。衛生管理を徹底していく」と話した。【清藤天、安達一正】