2013.11.29 05:04(3/3ページ)

阪神、先発補強へ出血覚悟のトレードも…まずは久保慰留に全力

サンスポのカメラで関本(左)のティーショットを撮影する西岡(右)

サンスポのカメラで関本(左)のティーショットを撮影する西岡(右)【拡大】

 別の球団幹部は「外国人枠は埋まった(メッセンジャー、呉昇桓、マートン、ゴメス)。あとはトレードしかないだろう」と話した。関係者の話を総合すると、今後、和田監督ら現場の意向を踏まえた上で、他球団の先発可能な投手の調査を水面下で進めていく方針を固めた。交換トレードとなれば、主力級との出血も覚悟しているという。

 もちろん、若手の競争が理想だ。中村GMは「若手に1枠空いたということだな。競争してローテ入りの投手が出てくることを望んでいる」と話した。秋山、白仁田、岩本、歳内らがさらなる成長を見せ、今季不振の岩田が復活すれば、無用の心配になる。だが、フロントとしては危機管理が必要だ。4番候補としてゴメス、そして守護神として呉昇桓の獲得を成功させた。先発が埋まれば、V奪回補強が完成する。次なる策に取りかかる。

13年FA有資格者

(紙面から)