笑顔の阪神・新井良。後ろは上本=東条パインバレーGC(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】
阪神・新井貴浩内野手(36)が28日、兵庫・加東市のゴルフ場で開催されたオーナー杯に参加後、広島時代の同僚で今オフに巨人へのFA移籍を決めた大竹寛投手(30)との対戦に闘志を燃やした。
「いい投手には変わりない。違うチームにはなったけど、これまでと変わらずにやりたい」
対戦成績は抜群だ。今季10勝を挙げた右腕に対し、打率・385(13打数5安打)。広島時代にかわいがった後輩は来季、リーグ連覇を果たした宿敵のユニホームに袖を通す。一打の重みがより増すのは間違いない。
「(巨人は)いい補強はしているな、と。来年はもっと強くなるなっていう感じはしています」
新助っ人ゴメスとの一塁レギュラー争いが待っているが、A砲が大竹撃ちのキーマンであるのは確かだ。
(紙面から)