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メルケルが激怒「携帯盗聴」の発端

裏切られた新「鉄の女」。イラク侵攻の是非で芽生えた米国の「怨念」が尾を引く。

2013年12月号
熊谷 徹

米国の国家安全保障局(NSA)による盗聴問題で、米独関係は氷河期を迎えた。「友好国に対するスパイ行為は絶対に受け入れられない」。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は10月末、NSAが彼女の携帯電話を11年間にわたり盗聴していた疑いが強まった時、こう言って米国を糾弾した。

メルケルの怒りの激しさは、彼女が外交儀礼を破ったことに現れている。首相はギド・ヴェスターヴェレ外相に命じ、米国のドイツ駐在大使を外務省に呼びつけて抗議させた。ドイツ政府が米国大使を外務省に「出頭」させて抗議したのは初めて。最も重要な友好国の一つで、北大西洋条約機構(NATO)の盟主でもある米国に対して、ドイツが通常取る態度ではない。メルケルがバラク・オバマ大統領に直接電話で「抗議」したことを公表したのも異例だ。

甘かったドイツ諜報機関

今年6月に米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデンがNSAのグローバ ………

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アベノミクスへの提言
シュレーダー前ドイツ首相
講演と討論会のご案内

10年で欧州最強の経済を蘇らせた「シュレーダー改革」。雇用・税制・企業制度の大改革で失業率を半減させ、メルケル政権の「成功」の種をまいた前ドイツ首相、ゲアハルト・シュレーダー氏を日本に招きアベノミクス成長戦略への貴重な助言を聞く。

日時:12月4日(水) 13〜16時
会場:グランドハイアット東京
主催:FACTA
後援:日本経済新聞社

詳しくはお申込みサイトをご覧ください

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