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光合成細菌
2011-05-03
微生物や植物の放射線や放射能に対する耐性は強力です.しかも、微生物や植物は放射線や放射能を生命エネルギーとして利用しています.
その利用の仕方は,核種の高エネルギーの一発的瞬間的発射ではなく
時間的に遅延させて少しずつ発射させるという仕組みです.
☆光合成細菌とは
太古の地球に最初に出現した真正細菌の一つと言われています。
そのころの地球の大気には硫化水素、アンモニア、メタンなどが充満していて
空からは強烈な放射線と紫外線が降り注いでいて
酸素や生命体の存在はありませんでした。
その環境下に出現し、
放射線や紫外線をエネルギー源として摂取する原始生命体=微生物の子孫=光合成細菌
光合成細菌からはシアノバクテリアや藍色細菌などの真正細菌や藍藻が生まれ、現在のような酸素が豊富で動植物が住める地球環境に変えてくれました。
現在の細菌世界においては絶滅した恐竜のように自然界では隠れた存在ですが、水田、海洋、河川、沼、下水処理場などに生息しています。
自然界に隠れている光合成細菌を上手く培養し使用した場合、
他の細菌に比べものにならないほどの絶大な効果が期待できます。
<光合成細菌が作り出す主な効果>
二酸化炭素の吸収
硫化水素の分解
水素発生
光合成色素の工業利用
タンパク質の合成(有用アミノ酸)
ビタミンB12の合成などで他にも効果がたくさんあるようです。
そしてこの光合成細菌に、活力(ビタミン・ミネラル・乳酸)を与えるのが『乳酸菌』!!
光合成細菌は放射性物質を*捕食する=菌体内に摂取するために鞭毛で移動していきます.
チェルノブイリで発見されています
http://digimaga.net/2008/03/fungus_eats_radiation
放射性物質を微生物で回収している研究もあります
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2008051217501978_ja
植物による吸収と、微生物や菌で捕食してエネルギーに転換
引き続き調査していきます。