井上　前哨戦“圧倒”宣言「世界戦に近づく内容で」

スパーリングを披露する井上兄弟の兄・尚弥 Photo By スポニチ

　国内最速６戦目で世界王座奪取をもくろむ井上尚弥（２０＝大橋）が、世界前哨戦となる東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に向けて公開練習を行った。

　日本ミニマム級王者だった原を相手に３分３回のスパーリングなどで汗を流し「減量も（８月に挑戦した）日本タイトルのときより調子がいい」と笑顔。対戦相手のヘルソン・マンシオ（２６＝フィリピン）については「接近戦にならないように戦いたい」と語り「世界戦に近づく内容で勝ちたい」と圧倒しての勝利を誓った。