福岡産のり1億枚出品11月28日 12時20分
5013307741_20131128122652.mp4
有明海各地のトップを切って、今シーズンの養殖のりの最初の入札会が柳川市で開かれ、福岡県産ののりおよそ1億枚余りが出品されました。
国内最大の養殖のりの産地、有明海では今月中旬から福岡、佐賀、熊本などの沖合いでのりを収穫して乾燥させる作業が始まっていて各地のトップを切って今シーズン最初の入札会が柳川市の漁連の共販センターで開かれています。
入札会には全国から集まった
250人ほどの買い付け担当者がシーズン最初に出品された福岡県産の「一番のり」の色つやなどを確かめながら希望する値段を書いていました。
出品されたのりは1億1000万枚余りで、ことしは収穫を始めた時期が遅れた分、去年の初入札に比べておよそ4000万枚ほど少なくりましたが、地元の漁連によりますとのりは順調に育っているということです。
買い付け担当者の1人は「夏場の暑さと秋の雨で作柄を心配していたが、品質がよく味のいいのりができている」と話していました。有明海で収穫したのりの初入札は29日は佐賀県、あさっては熊本県で行われます。