ブログ運営って儲かるの？

ニュージーランド系のサイトで知らない人はいないのでは？と言うほど有名な ニュージー大好き.comで「家計が厳しいからブログで副収入を得たい」という投稿がありました。

けっこう気になる人って多いんじゃないでしょうか。
「ブログ書いてお金もらえるなんて知らなかった」という人もいれば、漠然と「ネットを上手に使えば儲かるらしい」と思っている人もいると思います。

そこで日刊ニュージーランドライフを2年半運営していく中で学んだ「ブログ運営は儲かるのか」という話を書いてみたいと思います。

一般的にブログではお金は儲からない

手厳しいかもしれませんけど、ブログから直接お金を儲けよう、お小遣い稼ぎをしようと思っている人は諦めた方が良いと思います。
もちろんお小遣いの金額にもよりますが、1ヶ月で3000円程度で良ければ必死になってやれば稼げるかもしれません。でも、それ以上を望むなら止めた方が良いです。

世の中にはブログだけで食べている人もいます。
でも、その人たちが一日に投稿する量や質はすごいです。アクセス数だって1ヶ月で100万ページビューとか当たり前です。

でも、そういうブログは「例外」です。

一般的にブログで毎月1万円稼げる人はブログをやっている人の0.1%にも満たないそうです。出典先は忘れてしまいました。
けっこう頑張ってるいわゆる個人ブログの場合、1ヶ月で1000円-2500円稼げれば良い方です。ほとんどは数百円程度です。

例えば、1回の記事に30分、ブログを考えたり書く時間に充てたとします。
それを1ヶ月（4週）週5回でアップしたとしても、10時間必要です。10時間で1000円。時給で考えたらゾッとする効率の悪さですよね。

だったら内職で封筒でも折っていた方が何倍もお金になります。

日刊ニュージーランドライフはどうなの？

アクセス数はGoogleのアクセス解析のGoogle Analyticsを使った解析で毎月12万ページビューくらいです。1日平均4,000ページビューということですね。
これがどのくらいなのかは、ブログをされている方は一度Google Analyticsを導入して、ご自身のブログと比較してみてください。

どのくらい日刊ニュージーランドライフから収入を得られているか。
具体的な金額は生々しいので書きません。でも、2年半やってきて、最近やっと調子が良いときは時給計算で最低賃金程度もらえるようになりました。

ただ2年半に渡ってかけた記事を書くための時間。2年半で得られた収入を考えて時給計算したら、あまりの時給の低さに涙出前が見えなくなります。その程度しか稼いでいません。

© yum9me

つまりお金はチャリンチャリン入ってきます。でも音がするお金しか入ってきません。紙のお金は音がしません。

結論：個人的に思うこと

「ブログで直接的にお金を得る」と考えているなら、それは諦めた方が良いと思います。

自分自身、お金だけを考えていたらあまりにも非効率すぎてやっていられません。自分の場合、それよりも気になることを調べたりする探究心を満足させるものがあったり、より多くの人にニュージーランドを知ってもらいたいという気持ちがあるから続けていられるんだと思います。

それとお金では買えない多くの知識や、技術、人との繋がりを得ることができました。
例えば「毎日更新するための情報収集方法」「毎日更新するための運営術」「毎日書くためのアウトプット力」というのは、今後仕事をして行く上でも大きな武器になるかもしれません。
さらにサイトを運営することで得られるさまざまな知識（ブランディングや運営方法など）も今後、どこかで活かせるはずです。

最後まとめるなら「お金稼ぎたいからブログをやる」というのは止めた方が良いです。
もっと別のところで稼ぐことをオススメします。