JALとANAが飛行計画の提出中止、中国の防空識別圏問題
2013年11月27日 12:54 発信地:東京
日本航空(Japan Airlines、JAL)と全日空(All Nippon Airways、ANA)の航空機。成田空港(Narita Airpot)で(2001年10月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
【11月27日 AFP】日本航空(Japan Airlines、JAL)と全日空(All Nippon Airways、ANA)は27日、中国が東シナ海(East China Sea)に一方的に設定した防空識別圏(ADIZ)内を飛行する際、中国側が求めていた飛行計画の提出をやめたことを明らかにした。
中国は、同圏内に進入する航空機は全て事前に飛行計画を提出するよう求めており、両社は当初、これに従っていた。だが、中国の防空識別圏設定は無効だと主張する日本政府からの要請や、各国の政府が日本と同じ立場を取ったことを受けて方針を変えた。日本航空によると同社は27日午前0時から飛行計画の提出をやめたという。(c)AFP