日本武道館で全国ツアー千秋楽を迎えたモーニング娘。(左:道重さゆみ 右:譜久村聖)

日本武道館で全国ツアー千秋楽を迎えたモーニング娘。(左:道重さゆみ 右:譜久村聖) (ハリウッドチャンネル)

 モーニング娘。が、28日、東京・日本武道館にて、全国ツアー「モーニング娘。コンサートツアー2013秋~CHANCE!~」の最終公演を行い、1万人のファンが集まった。

 オープニングから「ワクテカ Take a chance」「愛の軍団」とリーダー・道重さゆみ率いる新生モーニング娘。になってからのヒット曲で幕開けすると、メンバーカラーのペンライトで彩られた会場は一気にヒートアップ。MCでは、道重が「今のモーニング娘。10人をみなさんに楽しんでいただきたい」と挨拶。

 続けて、来年2月から開催されるソチ五輪に出場する日本代表選手団を応援する「ニッポン!コール アンバサダー」に任命されたことを報告し、会場に集まった1万人の観客とともに日本代表選手団に大きな「ニッポン!」コールを贈った。

 道重はソロトークで、今年はシングル3枚連続首位や、Mステに6年振りに単独出演したりと「いい年だった」とコメントしたが、NHK紅白歌合戦の落選には、「年末は残念でしたけど、もう前向きです」と吹っ切れた様子で笑みを見せた。また、今年の思い出に残ったこととして、モー娘。に加入して10年で初めてファンとのバースデーイベントを開催したことを挙げる。他のメンバーがバースデーイベントをやるなかで自分は開催できなかったことに嫉妬したこともあったが、念願のイベント開催に「愚痴って言うもんだなって思いましたね」と笑わせた。また加入直後、当時のメンバーに誕生日を忘れられていた苦いエピソードも明かし、「今年は生まれてきてよかった」と振り返った。道重は「歩いてる」「ラララのピピピ」をソロメドレーで披露した。

 また、ハロー!プロジェクトの妹分ユニット2組がゲストで出演。スマイレージが「ええか!?」(12月18日発売)、Juice=Juiceが「イジワルしないで 抱きしめてよ」(12月4日発売)で盛り上げた。

 公演では、9月に発売したアルバム『The Best!~Updated ~』で新しくなった」2002年ソルトレイクシティ五輪テーマ曲「そうだ!We’re ALIVE」「I wish」「ザ☆ピ~ス!など懐かしのヒット曲と、今年発売し3作連続オリコン週間ランキング首位を記録した「Help!me」「ブレインストーミング」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」などメドレーを含め26曲を全力のパフォーマンスで魅了した。アンコールでは、未発表曲の「What is LOVE?」のプロモーションビデオ撮影も行われた。

 モー娘。の武道館ライブと言えば、メンバーの卒業ライブが行われる会場となっているが、道重は「単独ツアーの最終日として武道館ができて本当にうれしかったです。毎回毎回こうして最後は武道館に立ちたい」と宣言。また、「先輩も同期もいない全国ツアーは初めてで正直不安でした。でも、大丈夫でした。それはなんでだと思いますか…? それは、後輩たちが頼もしくなっていたからです」と力を込めて話すと、思わぬ言葉に涙するメンバーも。「そして何よりファンのみなさんのいつも愛のある応援が本当に心強かったです」と感謝した。

 モーニング娘。は、ハロー!プロジェクトのメンバーと。大みそかに初のカウンドダウンをライブを開催。また年明けには、恒例のハロプロ正月公演を開催する。

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