ストロンチウム90は骨や歯に蓄積し、β線を出しガンや白血病の原因になる可能性があると言われている。生存している間は、 骨採取は困難であるのに対して、歯は収集することが可能で、バイオアッセイとして放射能汚染の環境指標物質となりうることから、福島県民および周辺地域と福島第一原発で勤務する作業員等の歯牙を収集し、歯牙に蓄積する可能性のある放射性核種(90Sr と239Pu)の存在を調査し、蓄積量と周辺地域の放射能汚染度、健康状況との関連性を長期にわたって詳細に調査する研究が計画されている。
個人を識別できるように性別,体重,身長,生活状況,健康状況,居住地の線量,推定被曝量と歯牙中の核種の定量値についてのデータベースを構築して、相関関係について分析を行うというもの。
福島県民および周辺地域と福島第一原発で勤務する作業員の歯牙を収集し,歯牙に蓄積した放射性核種の存在を定量することを計画する。さらに,放射線汚染状況ならび健康状況を詳細に調査し,歯牙に蓄積した放射性核種の定量値との関連について長期にわたり調べることを目的とする。
福島県は長期にわたり全県民の健康調査を実施するので,関連機関との共同研究を依頼する。
1.健康調査データの収集
2.抜去歯牙収集
個人を識別できるように名前,性別,住所,体重,身長,生活状況,健康状況,居住地域の放射線量,推定外部被曝および内部被曝放射線量と歯牙中の Sr90とPu238の定量値についてデータベースを構築する。それぞれの関係について統計学的分析を行う。