ＥＵが韓国を予備「違法漁業国」に指定、韓国メディアは「国のイメージに傷がつく」―中国メディア

中国共産党機関紙・人民日報（電子版）は２７日、韓国メディアの報道として、欧州連合（ＥＵ）が韓国を「違法漁業国（ＩＵＵ）」に予備指定したと報じた。

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韓国紙・中央日報によると、ＥＵは２６日、韓国を「違法漁業国（ＩＵＵ）」に予備指定した。ＥＵのダマナキ（Ｄａｍａｎａｋｉ）海洋水産執行委員は同日、「韓国とガーナ、キュラソー島を予備ＩＵＵ国に指定した」ことを明かしたという。

中央日報は、予備ＩＵＵ国に指定されたとはいえ、しばらくは韓国とＥＵの水産品交易や漁船交易に影響が及ぶことはないとしている。ＥＵは追加調査の結果を見て、最終的にＩＵＵ国に指定して禁輸措置をとるかどうかを決めるという。ＥＵが指摘した問題点を改善することができれば、予備ＩＵＵ国リストから外される可能性もある。

だが、中央日報は「これにより、国のイメージに傷がつくのは必至」との懸念を示す。朴槿惠大統領が今月８日にベルギーのブリュッセルで欧州委員会のバローゾ会長と会談してから、まだ３週間しか経っていない。

これについて、韓国海洋水産部の柳在亨・国際協力総括課長は「ＥＵが問題点の改善が少し遅れた程度で韓国を予備ＩＵＵ国に指定するのは不当だ」と不満をあらわにしている。

（編集翻訳　小豆沢紀子）