社会
特定秘密保護法案の衆議院可決に抗議
(山口県)
特定秘密保護法案の衆議院通過に抗議する緊急集会とデモ行進が、山口市で開かれた。緊急集会は、労働組合などで作る市民団体が
開いた。防衛や外交など安全保障に関する「特定秘密」を漏らした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案は26日夜、与党が強行採決し、自民、公明、みんなの党の賛成多数により可決された。法案については情報統制が強まり国民の知る権利が損なわれる危険性が指摘されていて、集会では、国民の多くが、法案を不安視している状況下で行われた強行可決に抗議し、参議院では、審議を尽くし、廃案に追い込もうとアピールしていた。集会の後、参加者およそ70人が、市役所前から中心商店街に向けてデモ行進し、「戦争に道を開く稀代の悪法に断固反対」などと訴えていた。
[ 11/27 19:20 山口放送]