福井県のニュース
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特定秘密保護法案に抗議
27日から参議院で審議が始まった「特定秘密保護法案」の成立に抗議しようと民主党など野党4党がJR福井駅前で街頭演説を行い、慎重な審議などを訴えました。
今の国会で焦点になっている特定秘密保護法案は、安全保障に関する情報のうち、特に秘匿が必要なものを「特定秘密」に指定して保護することが目的で、27日から参議院で審議が始まりました。
この法案の成立に抗議しようと、民主党、日本維新の会、共産党、社民党の野党4党の県内組織の代表が、28日朝、JR福井駅前で街頭演説を行いました。
参加者たちは県内の原子力発電所で事故が起きた際、重要な情報が秘匿されるおそれがあることなどを挙げ、県民全体に関わる法案だとして、慎重に審議すべきであり県民一人一人も真剣に考えるべきだと訴えました。特定秘密保護法案をめぐっては、国民の「知る権利」が侵害されるおそれがあるという懸念があり、与野党の間で連日、審議が続く見込みです。
福井市内の40代の女性は「大事なことが私たちの知らないところで秘密にされてしまうのは不安だなと思います」と話していました。抗議を行った民主党の野田富久県議は「野党4党で協力して法案の成立に抗議し、もっと慎重に法案の内容を詰めるように求めていきたい」と話していました。
11月28日 12時26分