身体の使い方で音色が一変
テーマ:レッスン発表会が来週迫り、今日は実質最後のレッスンでした。
ピアノなしで、全体の最終調整をしていただきました。
チャルダッシュの指はよく回っているので、音色をもっとよくする工夫です。
1.まず、頭部管をわずかに内側にしてくださいとのこと。
私は、ホールが真上より、ほんのわずかに内向きがベストのようです。
これだけでとてもよく響くようになりました。
音色を聞いただけで頭部管の向きが分かるなんてさすがです。
2.次にアンブシュアと息の方向
中音のレの抜けをよくするために、息の方向を前でなく、身体の近くのお腹の前50センチくらいの場所を目標に縦に厚く吹くこと。
オペラ歌手のように「お~」とのどを開くこと。
お~、中音のレが太く響くようになりました。
3.最後に身体全体の姿勢について
まず、頭を壁に付けるようにまっすぐに身体に乗せること。
ただし、そっくり返るのではなく、首の後ろを伸ばして顎を引くこと。ただし、首の前の筋肉の力は抜くこと。
フルートを吹く姿勢は、頭を前に出しがちになりますが、これは正しくないそうです。
全く同じことをウイーン音楽大学教授のシュマイザー先生も言っていました。(耳を持って後ろに引かれます)
膝は突っ張らずに、下半身は地面に向かい、上半身は天に引っ張られるように。
お腹は、お臍から上を常に膨らませて呼吸を支えること。
この姿勢については、先週の日曜日にやったギックリ腰のせいでかなり悪くなっていたらしく、家に帰ってやってみたら音色が激変しました。
姿勢だけで、こんなに音が変わるとは思いませんでした。
というか、自分の耳が痛いくらいによく鳴って、別人が吹いているようです。
ただし、チェックポイントが多すぎるため、吹いているうちに元に戻ってしまいます。
一つひとつ、覚えるまで繰り返し練習したいと思います。
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1 ■(^_^;)
ほんとに高い音を出すのは難しいですね(>_<)
今私は、ファのシャープの音が中々出ないので、苦労してます(>_<)