【ロンドン=欧州総局】27日のロンドン株式相場は反発。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ13.25ポイント高の6649.47で引けた。
ドイツ与野党の大連立合意などで投資家心理が改善。構成銘柄の7割近くが上昇した。
ロイズ・バンキングなどの銀行株と、アヴィヴァなど保険株が堅調だった。
鉱業のリオ・ティントや資源商社のグレンコア・エクストラータも高かった。
食品サービスのコンパス・グループも買われた。自社株買いを発表し、アナリストらが目標株価を引き上げたことが支援材料になった。
スポーツ用品小売りのスポーツダイレクトと、ファッションのバーバリー・グループの上昇も目立った。
一方、エンジニアリング・サービスのアメックは4%近く下落。配当落ちに加え、買収絡みの憶測が響いた。
石油のBPとロイヤル・ダッチ・シェルも軟調だった。
特殊化学のジョンソン・マッセイと、水道のセバーン・トレントも売られた。
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