
今から20年以上前のパリ、ジェラールミュロの厨房で試作していたお菓子があります。当時マカロンといえばドゥミセック、焼き菓子だけでした。それを初めて生菓子にしたお菓子がアマリリスです。もしパリに行かれる機会のある方は是非ともミュロでアマリリスをお試しください。
マカロンなのに生タイプのクレームムスリーヌと生フランボワーズとは。当時僕は仕事を指示されて理解出来ませんでした。マカロンのガルニならばガナッシュかクレームブールかコンフィチュール、まさか生タイプを入れるなんて夢にも思わない時代、僕のフランス語理解力が足りないと思い何度も聞き返しました。
しかしミュロは時代を切り開いたのです。現在のパリでは生菓子としてのマカロンが定着してます。アマリリスをパクったのは何とエルメ。代表作と言われてますがイスパハンははっきり言って泥棒です。あのエルメがパクるとは…僕はそれまで尊敬してましたが、それ以来見下すようになりました。パクるパティシエはパティシエ辞めた方がいいです。
アマリリスは現在ミュロでは一種類の展開ですが、試作時代は色々ありました。その中の1つ、ショコラを今日は開店で行きます。アントルメのみの高額商品なので売り切れにくいです。予約、取り置き不可の店売り限定になります。入り用ならばお早めが宜しいかと思います。
これを作ろうと思ったのは東京で最高のフランス料理店オギノの六周年の手土産パーツ製作でした。さすがに手ぶらはまずいだろうと作ったマカロンがたまたまよく焼けました。パン用の窯でマカロンは不可能なんですよね。なので、予約受けれません。焼き上がるかどうかわかりませんから。
オギノ六周年はコスプレが義務化されてるようでして…しかし僕はTシャツ世代なので服がないのです。ドレスコードと言われましてもスーツといえばエアロスーツかスキンスーツしかないのですよ。問題はどちらも短パンである事。TPO的に短パンでフランス料理屋は不可なのはビジュアル系の僕にだってわかります。あーどうしようか…仕方ないから明日にでも紳士服の青山行くかな?あ、でもね、パリではビジネススーツはTPO不可なんですよねー日本人がパリの星つきにビジネススーツで失笑をかっているのを同じ日本男児として恥ずかしく思います。
話しが逸れました。アマリリスに戻します。作ろうと思ったのは本来のマカロンを東京で再生する為です。パリで標準のネチッとしたマカロンをご紹介したいと思います。マカロン初見参に付き感性豊かな方限定でお願いします。今までのありふれたマカロンとは全く違うパリのマカロンなので相当違和感あります。
サンドイッチは昨日と変わらぬ迫力のラインナップ、キッシュはマサキオタク絶賛の土曜日出したキノコのキッシュです。詳しくは土曜日の記事をご覧ください。
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