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韓国哨戒機も事前通告なく飛行11月27日 22時31分
中国が東シナ海に設定した防空識別圏を巡り、韓国軍はこの空域を海軍のP3C哨戒機が26日事前に通告せずに飛行したことを明らかにし、中国側から特段の反応はなかったとしています。
中国が設定した防空識別圏は、韓国の防空識別圏と一部が重なっている上、中国との間で管轄権を争っている、海面の下に隠れている暗礁も含まれています。
韓国軍の関係者によりますと、26日チェジュ島から飛び立った海軍のP3C哨戒機がこの暗礁の周辺を飛行したということです。
毎週2回、定期的に行っている哨戒飛行の一環で、中国が求めるフライトプラン=飛行計画書の提出など事前通告は行わず、中国側から特段の反応はなかったということです。
韓国政府は「防空識別圏は中国側が一方的に設定したものだ」として、中国に対して事前に通告しない方針を明らかにしています。
韓国側は28日、ソウルで開かれる中国との国防次官級の協議で、この問題について話し合うとしています。
一方、韓国の航空各社は中国が設定した防空識別圏を通過する旅客機について、韓国政府の方針に従って中国側が求めているフライトプランの提出に応じていません。
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