ジュノン・スーパーボーイに国島さん　岐阜県出身

　男性スターの原石を発掘する「第２６回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」（主婦と生活社主催）の最終選考会が東京都内で行われ、岐阜県出身のフリーター国島直希さん（１９）がグランプリに輝いた。国島さんは「（家族に）恩返しができてよかった」と喜びを語った。

　国島さんは最終選考会のパフォーマンス審査で、ラケットを持ってテニスプレーの動きをしながら、歌舞伎十八番「外郎売」のせりふを披露。グランプリに選ばれて名前を呼ばれると、驚いた様子で周囲をキョロキョロと見回した。トロフィーを受け取って「なんか、もう。本当にありがとうございます」と言葉を詰まらせた。

　続いて行われた記者会見には、ゲスト審査員を務めた第１９回グランプリで俳優の溝端淳平らが同席。憧れの俳優を聞かれた国島さんは「三浦春馬さんです」と答えたが、すぐに「あっ。こちらの溝端さんも」と付け加えて笑いを誘い、ユーモラスな一面も見せた。

　将来の夢を尋ねられ「人にいい影響を与えられる人、人を助けられるような人になりたい。舞台をやりながら、ブログで人生相談みたいなものをしていけたらな」と語った。

　同コンテストはこれまで伊藤英明、小池徹平ら多くの人気俳優を輩出。今回の応募総数は１万３１１７人に上り、カメラテストや読者による人気投票などを経て、１２人が最終選考会に残っていた。