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サバ読み詐欺で55歳女逮捕 女子大生装い“2役”演じる

 女子大生を装い、出会い系サイトで知り合った男性から現金約600万円をだまし取ったとして宮崎北署は27日までに、詐欺などの疑いで、宮崎市下原町、無職山元照子容疑者(55)を再逮捕した。

 逮捕容疑は、2010年1月から今年9月にかけ、出会い系サイトで知り合った兵庫県の20代男性に対し、九州の国立大医学部の女子学生になりすまし、「結婚まで考えています」などとメールで連絡を取り合い、約150回にわたり、現金計約600万円を銀行口座に振り込ませた疑い。

 宮崎北署によると、山元容疑者は娘の名前を使い、メールには若い女性の写真を添付し登録。男性とは08年にやりとりを始めた。添付した写真は比嘉愛未(27)、佐々木希(25)を思わせるようなパッチリとした目の美人顔。「ラブラブしようね」「将来は一緒になろうね」など甘い言葉を連発し、男性をすっかり夢中にさせた。

 まんまと男性を信じさせた山元容疑者は「母親に(男性との)交際を反対され、仕送りを止められた」「生活費の前借りお願いできないでしょうか?ダンナさま」などと持ちかけ、現金を要求した。男性が面会を望むと「調整がつかない」などと巧みにかわしていた。

 さらに、母親のふりをして「交際を認めない」と男性に電話をかける徹底ぶり。男性は捜査員の指摘で、初めてだまされたことを悟ったという。山元容疑者は、知人の女性に実在しない甥(おい)を交際相手として紹介し「別の女性との手切れ金が必要」として20万円を詐取した別の詐欺罪で起訴され公判中。男女の恋心を巧みに利用したやり口に、捜査関係者は「亀の甲より年の功というところか」と話している。

[ 2013年11月28日 05:30 ]

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