:2013/11/28 (木) 01:45
ポンド円は上げ一服となっているものの、本日の高値圏を維持しており、166円台前半での推移が続いている。円安の動きに加え、ポンドに対する信頼感が高まっており、ポンド円は勢いを継続させている。
この日は第3四半期の英GDP改定値が発表されていた。速報値と変わらずの内容だったが、個人消費は上方修正されており、その他、建設や在庫投資が足元の英経済を押し上げているようだ。英中銀の早期利上げ期待を裏づける内容ではある。
ポンド円は166円台まで上昇し5年ぶりの高値水準を更新しているが、目先の目標としては169円台半ばの水準が意識される。07年1月から09年1月のリーマンショックによる金融崩壊の下げのフィボナッチ38.2%戻しの水準がその付近に来ている。足元は過熱感で一杯ではあるが、十分視野に入る動きではある。
GBP/JPY 166.17