国内女子ゴルフの今季最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯(28日〜12月1日、賞金総額1億円、優勝2500万円)のプロアマ戦が26日、会場となる宮崎市・宮崎CC(6451ヤード・パー72)であり、280万7411円差で賞金女王を争うランク1位の森田理香子(23)=リコー=と2位の横峯さくら(27)=エプソン=が胸中を語った。
森田は「差はあってないようなもの。所属先の大会だし、優勝したい気持ちは強い。勝って女王を決められたら一番いい」と気合の入った表情。前週優勝の勢いをそのままぶつけ、国内メジャー大会初制覇を狙う。
一方のさくらは「女王争いできることは光栄なことだし、負けても2位。優勝しなくても(女王になる)可能性はあるし、一日一日を大切にやっていくだけ。(地元在住で)自宅から通えるので、いい状態で臨める」と、落ち着いた様子。過去2勝と相性抜群のコースなのも強みだ。
2000年以降では、宮里藍が不動裕理を61万6963円リードして最終戦を迎えた05年以来の僅差。ランク3位以下の選手には女王の可能性はなく、文字通りの一騎打ちとなった。 (月橋文美)
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