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【大リーグ】

フィルダーが入団会見 「ファンの嫌われ者になりたくない」

2013年11月27日 紙面から

 【アーリントン(米テキサス州)大城和美】交換トレードでタイガースから獲得したプリンス・フィルダー一塁手(29)が25日、レ軍本拠地レンジャーズボールパーク内で入団会見を開き、「地元ファンの嫌われ者にはなりたくない。精いっぱいのプレーで勝利に貢献し、フレッシュな思い出をここでたくさんつくっていきたい」などと抱負を語った。

 夫人、2人のこどもとともに報道陣の前に現れた大砲は伸ばした髪で結っていた“コーンロー”もバッサリ。あごの無精ひげも整え、背広にネクタイ姿。新天地で“心機一転”という決意を感じさせた。背番号を古巣でずっと背負っていた「28」ではなく、生まれた年の1984年にちなんだ「84」としたのも、そんな心の表れだった。

 今季は出場162試合で打率2割7分9厘、106打点も、本塁打は7季ぶりに30発未満。ポストシーズンでは不振を極め、打点0でリーグ優勝決定戦シリーズ敗退の“戦犯”とされた。本人もじくじたる思いがあるようで「今季の成績? ひどかった。わざわざ思い出させてくれなくてもいいよ」とやや不機嫌そうに語った。

 ただ、2007年本塁打王の潜在能力は高く、乾燥地帯で打球が飛びやすく、右翼の狭いレ軍本拠地ならば、再びタイトル獲得の可能性も広がる。打順はこの日、ワシントン監督が「(エイドリアン)ベルトレの前の3番」と明言。3季ぶりのワールドシリーズ進出、悲願の世界一に向け、レ軍はこの上ない“最終兵器”を手に入れた。

 

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