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2013年11月27日(水) 東奥日報 ニュース



■ 新造車両お目見え/青い森鉄道

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運輸管理所へ移動する青い森鉄道の新造車両。来年3月に投入される予定だ
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 青い森鉄道が来年3月のダイヤ改正に合わせて導入する新造車両「青い森703系」が27日、青森市に到着した。外観は現行車両とほぼ同じシルバーと水色の2色だが、全体的に丸みを帯び、内部がバリアフリー対応となっている点などが特徴。今後、走行試験や乗務員訓練を行い、運用開始に備える。

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 703系の導入は、来年3月の筒井駅(青森市)開業に伴う輸送力増強を目的としている。横浜市の「総合車両製作所」で製造。神奈川県を出発した4両の新車両は同日午後3時すぎ、機関車に引かれて青森−東青森駅間にある青森信号場に姿を現した。

 同鉄道は現在9編成18両を保有するが、大半はJRからの譲渡。新造車両は2002年の八戸−目時間開業に際して以来で、今回2編成4両が加わる形になる。

 同鉄道の小林巧一社長は「無事に到着し、本当に感激している。この車両を使って、お客さまの利便性向上を図っていきたい」と喜びを語った。

 703系は低床化され、ドア部分にステップがないため、車いす利用者などがスムーズに乗降車できる。さらに車内トイレも車いす利用者が使えるようスペースを大きく取っている。

 セミクロス形式(ロングシートとボックスシートの併用)で定員は270人。現行の701系より車体幅が15センチ広く、ロングのみの701系に比べ2人、セミクロスの同系に比べ12人定員が多い。

 また、冬季の着雪をできる限り防ぐため、車両前面を繊維強化プラスチック(FRP)構造としている。

 価格は1編成4億円で、1編成は購入、もう1編成はリース。

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