乃木坂46のメンバーとして活動した約2年半。
長いようであっという間でした。
今、オーディションの時からの出来事が
走馬灯のように浮かんできます。
7th制作期間に入る前に卒業が決まり
早くお伝えしたかったのですが、
ぎりぎりになってしまい申し訳ありません。
乃木坂に入ってから3rdシングルまでの間
自分なりに学校との両立も頑張りました。
''選抜に入れない''
公立高校に通いながらの活動では
仕方ないことなのかもしれません。
でも握手会で励ましてくださる皆さんに
どうしても申し訳ない気持ちでいっぱいで。
自分には才能がなくて
芸能界に向いていないのかな?と
自信もなくしてしまいました。
周りの友達が受験モードに入り
自分も別の道を考えなくてはだめだなと
大学受験を改めて決意しました。
乃木坂の活動も参加できず
一般受験という選択は本当に辛かった!
今は大学に奨学生として通っています。
教職をとっていること、
奨学生として学校に通い続けるために
必要な成績を維持しなくてはならないこと
想像していた大学生活とはかけ離れていて
なかなか乃木坂の活動に参加できず
結果として活動の楽しさを感じられなくなって
しまったことが正直あります。
わたしは自分の置かれている現状や将来を
冷静に考えてしまうところがあるので
なかなか大きな夢を持つ事が出来ません。
自分でも損だなと感じることもあります。
この選択が正しいのかも分かりません。
スタッフさんに励ましてもらったり
大好きなメンバーと離れることを考えると
なかなか踏み出すことができませんでした。
でも中途半端になってしまうのはよくない
一番はまず学生としてやるべきことを
やらなくてはいけないなと。
7th制作まで悩みに悩んで
卒業という道を選びました。
これからは勉強に集中するとともに、
学生のうちにしか出来ない様々なことに
積極的に取り組んでいきたいと考えています。
そして乃木坂46という素敵なグループに
所属したことを誇りに思って、経験を
生かしていきたいです(*^^*)
この2年半は私にとって
かけがえのない宝物になりました。
辛いことも、メンバーやいつも暖かく迎えて下さる
皆さんのおかげで、ここまで頑張って来られました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、これからも乃木坂46をよろしくお願いします。
今まで支えてくださったファンの皆さん
本当にありがとうございました。
柏幸奈