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難関に見事合格 1級総合無線通信士、沖水高で15年ぶり2013年11月11日 

第1級総合無線通信士に合格した上原光太朗さん(中央)と第1級陸上無線技術士を取得した(右から)新垣駿さん、大嶺剣也さん、(左から)島袋一紀さん、神谷優介さん=7日、沖縄水産高校

 【糸満】沖縄水産高校(川満雅夫校長)専攻科無線通信科2年の上原光太朗さん(20)がこのほど、第1級総合無線通信士の試験に合格した。合格率13%の難関国家資格で、同校在学生が合格するのは15年ぶり。一方、昨年は1人しか合格しなかった第1級陸上無線技術士もことしは4人が合格した。
 専攻科は2年制で同校本科(3年制)や別の高校を卒業した生徒が専門的な技術を学ぼうと、漁業科・機関科・無線通信科のいずれかの科に入学する。このうち、無線通信科は県内で唯一、専門的な無線通信技術が学べる教育機関だ。卒業生の主な就職先は船乗りや放送局、海上保安庁、携帯電話会社など多岐にわたる。5人は1〜9月にかけての試験でそれぞれ合格した。
 上原さんは既に第1級陸上無線技術士の資格も取得し、大手放送局に就職が決まっている。「モールス信号や英語の試験科目は夏休みに友人と徹底的に特訓した。昔から1級を取ってやろうと考えていた」と晴れやかな表情で話した。


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