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核燃料取り出し作業1回目終了
11月22日 20時44分

東京電力福島第一原子力発電所4号機の燃料プールから取り出された核燃料は、21日輸送容器で運び込まれた「共用プール」という施設でプールの中に納められ、1回目の取り出し作業が終了しました。
2回目の作業は、22日までの検証を踏まえて行われる予定で、強い放射線を出す使用済み核燃料の取り出しが始まる可能性があります。

福島第一原発では、4号機の使用済み燃料プールから取り出された核燃料22体が、「キャスク」と呼ばれる輸送容器に入れられ、21日に「共用プール」という施設に運び込まれました。
22日は、共用プールで核燃料をキャスクから1体ずつ取り出し、プールの中にある「ラック」と呼ばれる枠に納める作業が行われ、1回目の取り出し作業は午後5時20分ごろにすべて終了しました。
東京電力は、22日までの1回目の作業に問題がないかを検証したうえで、2回目の作業を始めることにしていて、検証の結果しだいで強い放射線を出す使用済み核燃料の取り出しが始まる可能性があります。
4号機の燃料プールには、使用済み核燃料を中心に、今も1511体が残されていて、東京電力は、来年末までに今回の作業を70回程度繰り返し、すべての燃料を運び出すことにしています。

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