米通商権限強化への抵抗、TPP交渉妥結脅かさず-商務長官
11月25日(ブルームバーグ):オバマ米大統領に貿易促進(ファストトラック)権限を付与することに対し、議会では民主、共和両党の多くの議員が反対を表明しているが、環太平洋連携協定(TPP)の交渉妥結を危うくするものではないとプリツカー米商務長官が25日指摘した。
TPPの対象分野の経済生産は年間28兆ドル(約2840兆円)相当に上る。交渉参加国が年内妥結を目指す中で、オバマ政権はTPPの利点を強調してきた。
プリツカー商務長官はワシントンにあるオフィスでのインタビューで、「TPPが窮地にあるとは思わない」と発言。政府が締結する通商協定の議会による修正を認めないファストトラック権限の復活は、「最終的に可能」との認識を示した。
原題:Opposition Doesn’t Threaten Pacific Trade Deal, PritzkerSays(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Brian Wingfield bwingfield3@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:David Ellis dellis5@bloomberg.net
更新日時: 2013/11/26 10:15 JSTニュース一覧
注目のセクション