7管巡視船が釜山入港 28日、日韓「海保」合同訓練
【釜山・井崎圭】韓国海洋警察庁との日韓合同訓練のため、第7管区海上保安本部(北九州市)の巡視船「やしま」が26日、韓国・釜山港に入港した。現地で式典があり、乗組員約70人が歓迎を受けた。27日に海難事故対策を協議し、28日に釜山沖で訓練を行う。
合同訓練は日韓両国間の協力体制強化が狙いで、1999年に始まり、今回で9回目。旅客船が火災を起こし乗客が海に転落したとの想定で、双方が協力して消火・救助活動に当たる。7管の長沢安純本部長は「今回の訓練で相互理解を育みたい」と話している。
=2013/11/27付 西日本新聞朝刊=