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航空各社 飛行計画提出応じず11月27日 0時42分
中国が防空識別圏の設定に伴って各国に通報したフライトプラン=飛行計画書の提出について、日本航空と全日空は26日夜、フライトプランの提出に応じないことを決めました。
中国の防空識別圏が、日本と台北を結ぶ国際線の飛行ルートにかかるため、日本航空と全日空は、日本と台湾の管制当局に加え、念のため中国当局にもフライトプランの提出を始めました。
これについて国土交通省は、政府として中国側の措置を認めることはできないとして、26日午後、国内の航空各社で作る定期航空協会に対し、台湾便などのフライトプランを中国当局に提出しないよう伝えました。
これを受けて日本航空と全日空は26日夜、中国当局へのフライトプランの提出を取りやめることを決めました。
今回の設定に伴って中国は、国際機関が定めるルールに基づき、防空識別圏を飛行する場合、中国当局にフライトプランを提出するよう各国に通報していました。
航空各社によりますと今のところ中国機による異常な接近や、無線による呼びかけなどはないということです。
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