鍼灸では365あるとも言われるツボですが、通気療法で使うツボは手のツボ4つ、足のツボ4つの8個しかありません。 ですから誰でも簡単に覚えられるのです。 これを奇経八脈といいます。
普通、ツボは1個で刺激する場合が多いのですが、通気療法では必ず対にして使います。気の入口と出口を刺激するとイメージしていただくと分りやすいかもしれません。ですから、ツボは8つですが対にすると4パターンしかありません。非常に簡単なのです!
専門的な勉強が必要ないように、症状により使うツボをパターン化しています。 どこに痛みや問題があるかさえ分れば、使うツボがすぐ分るように公式化されているのです。
通気療法で使うのはエレキバンとテープ(包帯を止めるような)だけです。市販でも安価に買えます。 あとは、気の出口と入口に気を通す「通気コード」だけですから、人体への悪影響はゼロです。通気コードには、ダイオードが1個接続されてあります。これはダイオードが気の疎通効果を増幅させることが文献で証明されているからです。
通気療法で一番難しいのは、痛みのある場所の処置です。痛みのある周辺を親指で押して、痛みのある場所全部に磁気バンを貼ります。1ヶ所なら1個で終わりますが、5箇所あれば5個貼ります。 そして最後に気の流れに沿って、10センチくらいに切ったテープを6本貼ります。これが一番大変な作業ですが、大抵5分くらいで終わります。
最後に気を通さないといと自律神経への刺激は起こりませんし、症状も変化しません。 一番最初に貼った手足の磁気バンに、通気コードの両端を約1分間当てるだけです。 自分でやることも出来ますが、できれば誰かにやってもらった方が効果はあります。
これで終わりです。非常に簡単で驚かれると思います。 慣れないと10〜15分かかりますが、慣れると10分以内で終わってしまいます。 あまりに簡単で「そんなに簡単でいいの?」と思われるはずです。 是非、 「転ばぬ先の杖」 として、ご活用頂ければ幸いです・・