国土交通省が26日発表した地価動向報告によると、東京圏(1都3県)で10月1日時点の地価が3カ月前に比べて上昇した地区は1つ増えて46となり、全調査対象(65地区)の71%に達した。調査を開始した2008年1月以降で2番目に多い水準で、東京の都心や神奈川県の東京寄りで上昇が目立つ。
東京都内では上昇地区が34と前回より2つ増えた。横ばいから上昇に転じたのは三軒茶屋や吉祥寺など4地区。都内で唯一下落が続く八王子は、立川などへの顧客流出で商業都市としての地盤が沈下している。
神奈川県では全地区が上昇または横ばい。横浜駅西口が横ばいから上昇に転じた。
地価下落が目立つのは千葉県。千葉駅前など3地区で下落が続く。新浦安は「東日本大震災での液状化の影響に加え、住民の流入が少ないことが地価の足を引っ張っている」(国交省)という。
埼玉県の上昇は1つ減って3地区、横ばいは1つ増えて3地区だった。
調査は3カ月おきに全国の主要都市で実施している。
地価、地区
日経平均(円) | 15,515.24 | -103.89 | 26日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 16,112.84 | +40.30 | 26日 15:36 |
英FTSE100 | 6,636.22 | -58.40 | 26日 16:35 |
ドル/円 | 101.28 - .30 | -0.20円高 | 27日 5:31 |
ユーロ/円 | 137.40 - .44 | -0.01円高 | 27日 5:31 |
長期金利(%) | 0.615 | -0.020 | 26日 16:53 |
NY原油(ドル) | 94.09 | -0.75 | 25日 終値 |
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