:2013/11/27 (水) 00:55
豪ドルの売りが続いており、対ドルでは0.90台まで一時下落し、9月以来の安値水準を更新し、対円では92円台前半まで下落している。豪ドル円は11月に入ってサポートされていた水準に顔合わせしている状況。ファンド勢の売りが引き続き豪ドルを押し下げている模様。
きょうはロウ豪中銀相総裁が「介入の可能性は排除しないが、ハードルは高い」と述べていた。豪ドルの買い戻しも瞬間出ていたようだが、一時的な動きに留まっている。
金曜日に豪統計局から第3四半期の民間設備投資が発表される。予想のコンセンサスは前期比-1.2%と前回の+4.1%から減少が見込まれている。第2四半期は資源関連で中国からの需要が予想以上寄与した格好となったが、今回はそれが見込まれていない。来年にかけて、これまでの資源ブームの行方などを占ううえで注目したい指標となる。
AUD/USD 0.9115 AUD/JPY 92.44