拳銃誤射で県教委が学校に通知11月26日 19時01分
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志免町の中学校で、男子生徒が持ち込んだ拳銃を教員が取り上げた後、職員室で誤って発射されたことを受け、福岡県教育委員会は26日、県内の小中学校や高校などに対し、児童や生徒の持ち物に十分目を配るよう求める文書を送りました。
今月20日志免町の中学校で、この学校に通う男子生徒が拳銃と見られるものを持っているのに教員が気づき、取り上げて預かっていたところ、その3日後の23日に、別の教員が職員室で誤って発射させる事故が起きました。
警察は拳銃と実弾を違法に保管していたとして、生徒の41歳の父親を銃刀法違反の疑いで逮捕しました。
これを受け、県教育委員会は26日、県内の小中学校や高校などに対し▼児童や生徒の様子や持ち物に十分に目を配ることや▼没収した物の取り扱いには、十分注意するよう求める文書を送りました。また、文書では、今回警察に通報したのが、拳銃が発射された2日後だったことから▼危険物が持ち込まれた場合には速やかに管理職に報告し、警察に通報するなど適切に対応するよう求めています。