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      梅屋庄吉の生涯に学ぶ日中関係

      梅屋庄吉の生涯に学ぶ日中関係

      中国の辛亥革命の指導者・孫文を支援した長崎出身の実業家、梅屋庄吉の生涯を振り返りながら、現代の日中関係について考える催しが長崎市で開かれました。
      この催しは、中国の清朝を倒した辛亥革命の指導者・孫文と、孫文を物心ともに支援した長崎出身の実業家、梅屋庄吉の2人の交流を通して日中関係を考えようと、長崎県が開きました。
      26日は、梅屋庄吉のひ孫にあたり、みずからも日中友好に取り組む小坂文乃さんが講演し、梅屋庄吉が清朝末期に香港で孫文と出会って意気投合した後、事業の利益を革命で使う武器の購入にあてるなど、孫文を献身的に支援したことを説明しました。
      そして、孫文の没後も中国に孫文の銅像を寄付し、上海に滞在して満州事変を前に悪化する日中関係の改善に努めるなど、日中の友好に尽くした生涯を紹介しました。26日は、中国駐長崎総領事館の李文亮総領事らが参加してパネルディスカッションも行われ、李総領事は冷え込む日中関係に触れたうえで、「両国が手を携えて歩むことがそれぞれの国益となる。梅屋庄吉と孫文のように、100年先、1000年先の関係を見据えてつきあう必要がある」と話しました。
      会場を訪れた長崎市の80代の女性は「梅屋さんは長崎の誇りです。同じように親密な日中関係を築くことを期待します」と話していました。

      11月26日 19時38分