高浜原発で巡査拳銃自殺 大阪府警が警備で派遣
19日午後4時ごろ、福井県高浜町の関西電力高浜原発1、2号機の復水処理建屋内で、大阪府警警備部第3機動隊の男性巡査(23)が壁を背にして座り込み、頭から血を流しているのを同僚が発見、小浜署に通報した。所持していた拳銃で自殺したとみられ、即死状態だった。
巡査は、警備のため8月6日から高浜原発に特別派遣されていた。19日も勤務していたが、午後2時20分ごろから施設内で行方不明になり、同僚らが捜していた。
大阪府警によると、巡査は最近、仕事に対して自信を失ったような言動を繰り返していたという。家族にあてた遺書も見つかっており、小浜署が、自殺の動機などについて調べている。
【共同通信】
|