落ち葉で滑り列車立ち往生11月26日 13時05分
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26日朝、白石市のJR東北線で貨物列車が、積もった落ち葉で車輪が滑って動けなくなり、東北線はおよそ1時間にわたって運転を見合わせました。
26日午前6時20分ごろ、白石市斎川のJR東北線で、埼玉県の新座貨物ターミナル駅に向かっていた上りの貨物列車が、線路に積もった落ち葉で車輪が滑って動けなくなりました。JRは、貨物列車をゆっくり動かそうとしましたが、車輪が滑って動いては止まるという状態が続いたということです。このため、白石駅と隣の越河駅の間で貨物列車を停止させて別の機関車が現場に向い、動けなくなった貨物列車を後ろから押して移動させました。このトラブルでJR東北線は、白石駅と福島駅の間で午前9時ごろから1時間に渡って運転を見合わせました。
仙台管区気象台によりますと、宮城県内は冬型の気圧配置の影響で風が強まり、白石市では、午前5時半前に21.4メートルの最大瞬間風速を観測していて、落ち葉が舞って積もりやすい状況になっていました。またJRによりますと、現場付近で弱い雨が降っていたということで、JRは、落ち葉を踏んで走ることで出る落ち葉の油と雨が混じって車輪が滑りやすい状態になっていたとみて、当時の状況を調べています。