【Ｇ大阪】宇佐美、先制弾もあと１点　年間目標１００得点に届かずドロー

後半９分、先制ゴールを決めるＧ大阪・宇佐美（中）

　◆Ｊ２最終節　群馬１―１Ｇ大阪（２４日・正田醤油スタジアム群馬）　Ｊ２最後の目標に掲げた年間１００得点には、あと１点届かなかった。Ｇ大阪は後半９分にＦＷ宇佐美の今季１９点目で先制したが、これがこの日唯一のゴール。シュート１９本を放ったが追加点を奪えず、同４２分に同点ゴールを許して引き分け。長谷川健太監督（４８）は「９９点で終わるところも、まあそんなものなのかな。最低限の目標はクリアできた。全員でつかみ取った昇格、優勝だと思います」と、苦笑いで今季を締めくくった。

　天皇杯はすでに敗退したため、今季公式戦は終了。今後は来季へ向けた補強を進めるが、獲得オファーを送っていた広島の日本代表ＧＫ西川は、浦和移籍の可能性が高いことから断念したことが判明。代わって新潟の元日本代表ＧＫ東口にオファーを送り、獲得が決定的となった。再びＪ１で優勝を狙うチームづくりを、着々と進めていく。