フィリピン出身のイ・ジャスミン議員(与党セヌリ党)が27-29日にベルギー・ブリュッセルで開催される第1回世界女性議員フォーラムに出席し、旧日本軍の慰安婦問題を批判する演説を行う。
イ議員は事前に公表した演説文で「旧日本軍の性的奴隷(慰安婦)問題は戦時に起こった極端な女性の人権の蹂躙(じゅうりん)であり、性的暴力に関する問題」と指摘。また「女性に対するさまざまな暴力が厳しく処罰されない社会的ムードが形成されたのは、(国際社会で)旧日本軍の性的奴隷制度が適切に断罪されていないことが原因の一つだ」と訴えた。