■海江田万里・民主党代表

 3・11当時、経済産業相だった経験も踏まえてだが、例えば(原子)炉の中の燃料がどうなっているか、放射能の飛散状況、そういう情報が(役人から政治家に)あがってこなかった。これらが特定秘密になるか、まだはっきりしない部分もある。そういう福島県民の当然の疑念が、今日の(特定秘密保護法案をめぐる福島県での地方)公聴会で払拭(ふっしょく)されたとは思わない。(党本部での記者会見で)